スマートトレーナーを購入し、室内で練習を始めようとしたところ、振動で階下の人や家族から「うるさい!」とクレームを受けて困っていませんか?
私も近隣住民から怒られないかいつもビクビクして練習していました。
実は、安価な材料で1,000円も掛けずに、スマートトレーナーから生まれる振動を軽減させることができるのです。
ちなみに、騒音対策の王道であるグロータックのブルカットを4個買うと、6,000円以上必要です。
お金に糸目を付けなければ、グロータックのブルカットを購入されるのがベストだと思います。
ただ、お小遣い制のお父さんやアルバイトで生計を立てている大学生や高校生だとそうはいきませんよね(涙)
スマートローラーの騒音は、どこのホームセンターでも販売されているもので対策が可能です。
この記事では、スマートトレーナーの騒音対策で悩んでいらっしゃる方に、安価でコストパフォーマンスに優れたアイデアをお伝えしたいと思います。
あっという間に対策可能なので、ある道具さえ購入すればその日から静かなスマートローラー環境が手に入ることでしょう。
騒音対策前の室内環境
よかろうもんの練習環境
1ルームの鉄筋コンクリートマンションの洋室の6階に住んでいます。(一人暮らし。独身じゃないですよ、単身赴任なんですからね。寂しくないですよ(笑))
ジョイントマットを室内に敷き詰め、その上にスマートトレーナーを直接置いています。
スマートトレーナーは、Tacx Neo Smartです。もともと静かなモデルですが、さすがに床に直置きすると振動が発生します。
足音が階下に響かないようにし、床に座っても痛くないようジョイントマットを貼っています。
お子様のいる家庭なら一度は使ったことがあるのではないかと思います。
床が汚れないし、騒音も軽減されるのでトレーニングするしないに関わらずお勧めです。
ちなみにこの状況では、直接床にスマートローラーを置くよりはかなりましです。
LSD程度の強度であれば、ゴーという振動が床に伝わりません。ブーンという感じに軽減されます。
ただし、これだけでは、LSDを超える強度の練習では、ジョイントマット越しに床に振動を与える恐れがあります。
さて、今回の対策がどういったものであるのかを早速見ていきましょう。
騒音対策後の室内環境
・対策前の環境に加え、スマートトレーナーの脚部(4つ)に、レンガ(21×9.5×3㎝)4枚を設置します。ちなみに、なんと、このレンガは1枚79円です。4枚でたったの、316円!
・なぜマットをさらに重ねるのではなく、硬いレンガを置いたのかというと、下の写真の防音対策の構造を見て思いついたのです。
硬い素材と柔らかい素材をミルフィーユ状に多層化することで、騒音を軽減させることができるのではないかと思い、ロードバイクのローラー環境にも応用できると思いました。
ジョイントマット2枚+レンガ+スマートトレーナー
この状況で、床への低周波寄りの振動がかなり軽減されました。
ジョイントマット2枚+レンガ+ジョイントマット1枚+スマートトレーナー
先ほどのミルフィーユ理論をさらに発展させるため、レンガの上にさらにジョイントマットを1枚敷いてみた効果を検証したいと思います。
先ほどよりもっと静かになり、LSDレベル(2.0w/kg)であればまったく階下や隣室への騒音は心配しなくても良いレベルです。今、よかろうもんは膝を壊しているので、3.0w/kgのパワーさえ出力できませんので、ハイパワー下における振動については、膝が完治次第皆様にお伝えしたいと思います。
【2020年5月追記】
ハイパワー下の振動は、ちょっと気になります。
ブルカット2を導入した方が幸せになれます。
理想を追求した防振対策
本当は、振動を広い面で受け止め分散するため、レンガはトレーナーの片側に2枚ではなく、1枚もので受けた方がいいと思います。
4本の脚を1枚のブロックで受け止めようと思うと、75㎝四方のブロックを探さなければならず、ホームセンターの品揃えを見る限りでは特注しなければならないような気がします。
アマゾンでもそのような商品は品ぞろえしていないようです。
まとめ
2 レンガをジョイントマットの上に置く。
3 レンガの上にジョイントマットを敷く。
4 上記の上にスマートローラーを設置。
さて、だれにも迷惑を掛けず楽しいスマートトレーナー生活をエンジョイしましょう!!!
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