
DEORE「FC-M5100-1 」のクランク取付ボルトが短い!!と不満がたまっている管理人です。

クランク取付ボルトってどんなパーツのこと?
クランク取付ボルトとは、左クランクの脱落防止のためのボルト(キャップ)のことです。
左クランクが脱落しない仕組み
一度クランクを組み立てたり、分解したりしたことのある方ならお分かりかと思います。
下の写真のように3カ所のパーツによって固定されています。

マニュアル通りに作業したのに、どうしてもクランク取付ボルトの締まり具合がイマイチなのです。工具で締めても締めても一定のところでクルッと軽くなって永遠に回り続け、ガッチリと締め付けられません(下の写真)
フロントシングル化した際に、FC-M5100-1に付属のクランク取付ボルトの、ボルト長は8㎜でした。
しかし、クランクの溝の長さを図るとネジが1㎜程度しか噛み合っていないことが判明しました。
実は、クランクが走行中に緩んでいたことが2度あり、これが原因だと考えられます。

長さがもっと長く、DEOREクランクと互換性のあるクランク取付ボルトが欲しいところだね。
クランク取付ボルトの長さ計測
そこで、DEOREと互換性のある取付ボルトを探すことにしました。
まずは、ネットで調べるよりも現物で試した方が確実なので、TCR号についているアルテグラ(FC-6800 )の取付ボルトとのサイズ比較を行うことにしました。

ご覧の通り、FC-6800とFC-M5100-1のクランクボルトの直径は同じだったのです。
ということで、長さが16㎜のクランク取付ボルトをクロスバイク(GRAVIER)に取り付けてみました。
FC-6800のクランク取付ボルトをFC-M5100-1に装着してみた
途中で引っかかるかと思いきや、すっぽりと16㎜のクランク取付ボルトがシャフトに難なく吸い込まれていきました。
取付ボルトもガッチリと噛み合って、きちんと固定されていることが分かりました!

これだよ、このガッチリ感が欲しかったのだ!

走行中にクランクが緩むのは恐ろしすぎるから、問題解決して良かったね。
クランク取付ボルトが短すぎる問題のまとめ

これで安心して通勤ライドができます!
クランク取付ボルトの直径サイズが同じであれば、クランクシャフトにある程度の溝が彫られているので、互換性があることが分かりました。
今回は16㎜の長さのクランク取付ボルトが装着できることが確認できました。

16㎜の長さのクランク取付ボルトが装着できることが判明
コメント
関連記事のコンポ乗せ変えも拝見しましたが、BBがR9100を使用されてるので、ネジの掛かりが浅いのは恐らくそれが原因の一つかと思われます。
ロード用BBはMTB用と比較して1mm程厚みが有るので左右合わせると2mm程掛かりが浅くなります。
それでも16mmのクランク取り付けボルトを用いなければならないと取り付けがままならないのは恐らくクランクがキッチリと刺さっていない状態かと思います。
右クランクは最初の内はゴムハンマー等で叩いて押し込まないと嵌まらない位にキツ目なのですが、奥まで入ってますか?
コンポ乗せ変え記事の画像だと奥までは入って無いように見えます。
コメントありがとうございます!
右クランクは挿入時はすんなりと入りましたので、全くキツキツではありませんでした。
今度はMTB用BBにて試してみます!