今回は私がロードバイクデビューした時の、
愛車第1号であるGIOS FELLEOについて記事を書きたいと思います。
初めてロードバイクを購入したのは社会人3年目で特にお金がない時期でした。
そういうわけで、欲しいロードバイクを買うためにどうお金を工面するかというよりも、限られた予算内のバイクを選択するという感じでした。悲しいことにデザインや色など選択肢はほとんどありません。
予算内に収めるのが第1条件
当時、ロードバイクに拠出できる予算は10万円程度。
2006年当時のロードバイクフレームの種類は大きく分けて3種類ありました。
手持ちの予算から逆算すると、鉄製のクロモリーフレーム一択でした。
さて、若かりし私はどのメーカーのフレームを選ぶのでしょうか。
バイク選択に影響を与えた1冊の本
エンゾ早川氏
書店でたまたま手にした本の作者がエンゾ早川氏でした。
本を選んだ理由は、とにかく自転車愛がすごい。フレームを愛でながらワインが飲める程の自転車好きなのです。
普通の入門書と違い、詩的な表現が散りばめられた文体は、一生涯続けられる趣味を見つけようとしていた、うら若き私の中二病をくすぐるのに十分でした。
山岳、激坂、向かい風。
それは神様が与えてくれたシチュエーション。
ボクらに用意されたちょっとした試練
これで燃えなきゃ男じゃない!
あと、「自転車好きに悪い人はいない」という理由にならない理由でした。
その本の中でエンゾ早川氏の一押しバイクメーカが「GIOS」だったのです。
ネット通販で購入するという暴挙
ロードバイク店舗は敷居が高い
どこでロードバイクを購入して良いか分からず、町のロードバイク店を遠くから覗くのですが、店内は所狭しとバイクとバイク用品が陳列され、店内にはピチピチジャージを着たの競輪選手のような恰好をした人が談笑しています。バイクのフレームを見つめて悩む様子を見せているのですが、店のスタッフもなかなか声をかけてくれない。どことなく素人を寄せ付けない敷居の高さを感じさせ、当時人見知りだった私は足早に店を後にしました。
選択肢はネット通販のみ
ということで、ネットで情報収集をし、身長から導き出されるフレームサイズをもとに、ネットでロードバイクを購入するという暴挙(当時のロードバイクの世界での常識では)に出たのです。当時の写真を見つめることができず、ネットから写真を見つけてきました。
「GIOSブルー」と呼ばれる原色の青は、サッカーイタリア代表のシンボルカラーでもあります。
「青」はイタリア語で「アズーロ(Azzurro)」。何となくかっこいいではありませんか。
スペック(GIOS FELLEO)
GIOS FELLEOが与えてくれたもの
自由とロードバイク仲間
細かい説明は不要です。ロードバイクを手に入れたことで得られたものが沢山ありました。
・ロードバイク仲間との出会い(仕事の話はゼロ。思い思いの機材トークが止まらない。)。
・最高の趣味との出会い(土日になるのが待ち遠しい)。
次なる野望の芽生え
毎週のように家の近くにあったロードバイクショップに入り浸り、日曜日の練習会に参加し、ロードバイク仲間と練習するようになった私は、「もっと楽に、早く漕ぎたい!」そう思うようになったのです。
(私の愛車2台目(BMC SLT01)と続く)
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