前回記事の続きです。
ビビリ音対策
TACX NEO本体の横方向の本体のプラスチック部品同士の振動による(推測)ビビリ音ではないかと思い、本体パーツを締め付けている星型ネジを増し締めしてみました。
星型ネジの増し締め
星型レンチ(サイズはT20)を使用して、本体周辺のネジ(写真以外の矢印部分以外にも多数のネジがあります。)を増し締めすることにより、ビビリ音の解消を試みました。
対策の効果はどうだったのか?
失敗(星型ネジの増し締めでは解消できず)
やはりビビリ音が発生します。
大音量ではないのですが、やはり追い込んで漕いでいる最中に鳴ると、集中力が若干そがれるので何とか音が鳴らないようにしたいです。
ただし、以前よりも高負荷で漕いでいる時にのみ発生するようになりました。
具体的には、3.0w/kgでケイデンス95-100という条件下です。
増し締め前には、2.5w/kgという走行条件下でも発生していたので、何も対策をしないよりはマシなようです。
ビビリ音発生箇所の再特定
ビビリ音はどこから発生しているのか?
ビビリ音がしている箇所を、より詳細に特定しなければなりません。
どうも前方の金属ヒンジ部付近から音が発生しているような気がします。
その周辺にネジが隠れていないか、また周辺部品に遊びがないかを確認しました。
金属ヒンジ部上の青色/赤色のインジゲーター(NEOの脚部の開閉ロックが、きちんと機能しているかどうかを示す部分)のプラスチックパーツを押すと、ペコペコ押せる感触があり、ここが鳴っているのではないかと思います。
次なる対策を考える
次の対策を1つずつ実施して、ビビリ音を何とか解消したいところです。
また、後日に報告させてもらいますね。
- ヒンジ部付近に薄いゴム板のようなものを挟む。
- 床とNEOの間にクッションマットを挟み、NEO⇔コンクリ床の振動反発によるNEOのプラスチックパーツの共鳴を防ぐ。
クッションマットがだめなら、高いけどブルカットもありですね。
Tacx – Neo Direct Drive スマートトレーナー
このブルカット、防振性能が抜群で、室内トレーニングを行う自転車乗りが、スポンジマットやヨガマット更にはコンクリート材とゴム材の組み合わせなどを色々試した後に、最終的に落ち着く最終兵器のような防振材なのです。
フロントの方が高い環境だとビビリ音が鳴る?
読者の方から以下のようなありがたい経験談を頂きました!
図解してみました!
物理の法則からすると納得です。
私もビビリ音に悩まされていたのは、玄関先の一段低い場所にNEOを置いて、前輪にはフロントホイールライザーを敷いていたので、フロントの方が高い状態でした。
現在は、フロント・リアともに水平な環境で練習しているので、ビビリ音はしていません!
大変納得感のあるコメント、ありがとうございました!
コメント
当方の経験の話ですが、フロントホイール中心の床からの高さとリアスプロケット中心の床からの高さの差が、フロントの方が高い場合、ビビり音が発生するように思います。ほぼ同一高さまたはフロントの方が低い場合はパタリとしなくなりました。登坂の練習をと考え、フロントに高さを増すライザーブロックをかませると音がひどくなりました。おそらくNEO SMARTの脚部(特に前側)に荷重が集中するためにヒンジ部分が余計に鳴るのだと推測します。
<<つばめさくら様 ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 また、とても説得力のあるコメントありがとうございます! 確かに、引っ越してNEO SMARTの設置環境が変わったのですが、 引っ越し前にビビリ音がしていた時は玄関の一段低いところに、 NEOを設置し、フロントにはライザーをかましていたので、フロント高の方が高かったです! そして、引っ越し後はフロントとリアの高さを同じにしたので、 ビビリ音は全く聞いておりません。 同様の事象に悩み、解決策をどうしてよいか分からない方がいらっしゃると思いますので、 ブログに記事として書かせてもらいますね♪ とても役に立つコメントをありがとうございました!
お役に立てたのでしたら光栄です。わたしこそ、日頃、よかろうもんさんの「ロードバイクレター」のおかげで、様々な情報や気づきをいただいており、大変感謝しております!
>つばめさくら様
すみません。そんなコメント頂くのは初めてなので泣きそうです。
本当にありがとうございます!
見ていただいている方がいらっしゃることを励みに、サボりがちですがブログ更新を続けたいと思います。