WAHOO ELEMNT ROAMを予約して入荷待ちの私(7/12に受け取りました)ですが、予約後にガーミンから新型サイクルコンピューターが発売されることを知りましたので比較記事を作成しました。
GARMIN(ガーミン)といえば、サイクルコンピューター界の最大手企業です。
高性能な商品を幅広く品ぞろえし、価格も高いことからサイクルコンピューター界の高嶺の花的存在です。
最近ではWAHOO(ワフー)やLEZYNE(レザイン)、BRYTON(ブライトン)などが様々な特徴を持つ製品をリリースしていますが、地図や計測機能、センサーの安定性、操作性、故障のしにくさといった点では、GARMIN(ガーミン)はまだまだ他社の先を行っているのが現状です。
さて、今回海外で発売されたGARMIN EDGE530/EDGE830は一体どのような特徴を持つ商品なのでしょうか。WAHOO ELEMNT ROAMも交えて早速比較してみたいと思います。
画像で比較
筐体のサイズは、EDGE530/EDGE830では全くの同一サイズです。この3機種では、ELEMNT ROAMが一回り大きな筐体サイズであり、ディスプレイサイズも0.1インチ大きいです。
写真を元に、エクセルでピクセルを調整し、地道な努力で3体を横並びでサイズ比較できるよう工夫してみました。
数値以上に、0.1インチのディスプレイサイズの差が大きく感じます。
サイクルコンピューターにおいて、ディスプレイサイズの大きさは正義です。
時速30㎞以上で走行することが多いロードバイクにおいて、数秒サイコンに目を落としている間に、数mは進んでしまいます。短い時間で確かな情報を分かりやすく視認するためには、大きなディスプレイが役に立つという点ではELEMNT ROAMに軍配が上がります。
基本性能
続いては、基本的な性能を比較してみます。
EDGE530/EDGE830については、日本での発売は2019年6月上旬であるという情報が流れていますが、ガーミンの日本公式ウェブサイトでは正式な発表はされていないどころか、価格など何も分からないという状況です。
7/4に発売日、販売価格が判明したので以下の記事をご覧ください。
ただし、グローバルサイトグローバルサイトではすでに詳細なスペックと国毎の商品価格は既に掲載されています。
なお、本体価格については、EDGE820とEDGE1030 の米国販売価格を元に、日本での税込販売価格を逆算すると、1USドル=約154円という計算式が成り立ちましたので、それを元にした料金換算をしています(現時点での為替は1USドル=110円ですが、ガーミンが日本で販売する際の料金換算の実情は前述の通りです)。
赤色のマーカーを引いているところは、3機種の中で大きく優れている点です。
主な機能 | EDGE530 | EDGE830 | ELEMNT ROAM |
税込み価格 本体のみ ※予想 | 299.99 USD (※46,200円) | 399.99 USD (※61,600円) | 49,680円 |
サイズ | 50 x 82 x 20 mm | 50.0 x 82.0 x 20.0 mm | 89.0 × 54.4 x 17.8mm |
画面サイズ | 2.6インチ | 2.6インチ | 2.7インチ |
画面解像度 | 246 x 322ピクセル | 246 x 322ピクセル | 240×400ピクセル |
重量 | 75.8 g | 79.1 g | 93.5g |
バッテリー性能 | 20時間 | 20時間 | 17時間 |
防水性 | IPX7 (水深1.5mまで防水) | IPX7 (水深1.5mまで防水) | IPX7 (水深1.5mまで防水) |
特徴的な機能
EDGE530 | EDGE830 | ELEMNT ROAM | |
操作 | ボタン操作 | タッチパネル式 ディスプレイ (サイドに操作ボタン1つだけ) | ボタン操作 |
画面 | ー | ー | Gorilla Glassで落下等に対し耐久性が優れる |
サイコンで カスタマイズ | サイコンで カスタマイズ | スマホアプリで カスタマイズ | |
LEDインジゲータ | ー | ー | ナビ、速度・パワー・心拍計測時に発光 |
ClimbPro | 探索したルートの高低図・残り距離・現在地が表示可能 | 探索したルートの高低図・残り距離・現在地が 表示可能 | ― |
紹介(EDGE530/EDGE830/WAHOO ELEMNT ROAM)
EDGE530
細かすぎるレビューで有名なDC RAINMAKERの動画です。
EDGE830
同じくDC RAINMAKERの動画レビューです。
やはり、タッチパネルということもあって直感的な操作が可能である点は、当機種のメリットだと思います。実際に使用しているEDGE1030もタッチパネルによる操作ですが、反応はスマホ並みによく、動作もサクサクなので当機種も期待ができます。
WAHOO ELEMNT ROAM
これまた、DC RAINMAKERの動画レビューです。
基本的な性能を満たすことはもちろんのこと、理屈抜きにデザインがかっこいいのがELEMNT ROAMの特徴です。
見た目やデザインは、趣味・趣向性の高いロードバイクにおいては重要な点です。
人目を気にせず、気に入った商品を買えばいいのです(笑)
まとめ(EDGE530/EDGE830/WAHOO ELEMNT ROAM)
現時点では、比較した3機種のうち、日本での発売が決定しているのはELEMNT ROAMだけです。
他の2機種も全機種より大幅に機能が向上し、見た目もスタイリッシュになったと思いますので、発売日や機種代金の発表が楽しみですね。
・高い基本性能を誇りつつ、価格を抑えたい(EDGE830よりも15,000円ほど安価になると予想)人はEDGE530で決まり!
・操作性の良さを重視するなら、EDGE830で決まり!
・カッコよさを最優先し、人と被りたくないならELEMNT ROAMで決まり!
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