ロードバイクの練習をいかに効率的に行うかと考えた時に、屋外だと一番のボトルネックとなるのが、
「天気」と「日の出・日没」です。
天気が悪ければ、屋外での練習は落車や事故を考えると控えた方がいいですし、たとえ明るいライトがあったとしても、暗い中練習するのは安全上あまりお勧めできません。
特に、ロードバイク初心者であればあるほど、スピード感やバイクの操作に慣れていないので、明るい環境下で走行することをお勧めします。
また、冬場は日照時間の短さに加え、寒いので練習がはかどらないことが多いです。
真冬の寒さに耐えうるウインドブレークジャケットは、2万円オーバーの価格帯の商品がザラで、ロードバイク乗りの懐事情は真冬並みに厳しくなります。
この記事では、インドアトレーニングのメリットやデメリットや、私の練習環境とインドアトレーニングをするのに必要な機材などを紹介したいと思います。
インドアトレーニングのメリット
制約条件の少なさ
「天気」と「日の出・日没」をあまり気にせず、日常的・効率的に練習をしようと思ったら、室内練習(インドアトレーニング)一択です。
ある程度の初期投資は必要ですが、インドアトレーニングは長期的に考えるととてもお得で効率的な練習方法です。
インドアトレーニングのデメリット
次のセクションで説明しますが、トレーニング機器費用が掛かることです。
また、室内に設置場所を確保しなければなりません。
また、トレーニングに欠かせないトレーナー(3本ローラー、ハイブリッドローラー、ダイレクトドライブ式トレーナー)は、一定の駆動音が発生することです。
2 設置場所
3 トレーナーの駆動音
インドアトレーニングの室内環境(写真)
黄色のボックス=ウェア類
赤いボックス=ハード類 です。
ウェア類
心拍計
ZWIFTでは、装着している心拍計と連動し、画面表示が変化します。
また、心拍トレーニングする際には、心拍数の管理が必須であるため、より効果的なトレーニングをする際には、心拍計は必須のグッズです。
グローブ
ハンドルを握る際に汗で滑る可能性があるので、インドアトレーニングとはいえ、グローブは必要です。
レーサーパンツ
お尻部分にクッションがあるレーサーパンツは、長時間サドルにまたがることが多い、ロードレーサー必須のウェアです。なかでも、パンツ部分と肩紐部分が一体化した、「ビブタイツ(ビブショーツ)」は腰回りにおなかを締め付けるゴムがないため、前傾姿勢でもすごく楽です。
レーサーパンツは、アマゾンでも安い価格帯で販売されていますが、お尻のクッション部分が立体的な造りでないためブカブカだったり、すぐに色褪せたりと安かろう悪かろうの可能性が高いので、最低でもパールイズミを購入した方が失敗が少ないです。
ビンディングシューズ
インドアトレーナーで高回転をキープするトレーニングを行う際には、脚とペダルが一体となった動きが必要なのでビンディングシューズは必須です。
ソックス
ロードバイク専用のソックスの方が、厚みがあり、かつ心地よい圧迫感があるため、疲れにくいです。
ハード類
インドアトレーナー
私が使用しているインドアトレーナーは、高額ですが静音性・故障の少なさ・見た目のスタイリッシュさに優れた「Tacx NEO Smart」です。
海外通販(BIKE24)で購入したので、11万円程度で収まりました(それでも高い)。
ロードバイク
言わずもがなで必須です。
サーキュレーター
真冬の5度前後の環境でさえ、練習後は汗で水たまりが出来るので、ほてった身体を冷やす扇風機のようなものが必要です。
床置きの扇風機ほど設置場所を取らないサーキュレーターがお勧めです。
ガツンとした強風が欲しい方は業務用扇風機が最適ですが、場所を。
パソコン
ZWIFTをする際に条件となるスペックを満たすパソコンが必要です。
特にGPUの性能に優れたモデルを選びましょう。
USBドングル
ロードバイクやトレーナーから発せられる電波を、PC側で受信するための受信機が、「ドングル」です。ドングルとロードバイクまたはトレーナーの距離は、近ければ近いほど通信が途切れにくいので、延長ケーブルがあった方がいいです。
なお、ドングルはBluetooth接続できるものもありますが、ANT+規格の方がエラーが少ないようなので、ANT+に対応したドングルを購入しましょう。
汗対策
滝のように汗が出るので、ロードバイクが汗に含まれる塩分で錆びるのを防がなければなりません。また、何も汗対策をしなければ、床に小さな水たまりが出来ますので、フレームに汗が垂れないようなグッズも揃えておいた方が良いです。
騒音対策
有酸素運動効果でダイエットを加速させるために
代謝を上げ、脂肪を燃焼させるため、私はトレーニング中にVAAMを飲むようにしています。アクエリアスで代用した時と、VAAMを飲んだ時では、明らかに流れる汗の量に差があります。運動後にシャワーを浴びた後でさえ、しばらく汗が止まらないほどです。
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